古くて使わなくなったIkeaの照明器具を、綺麗にしようと考えました。Ikeaの照明も元から紙製のランプシェードが使われているため、簡単な作業で一新することが可能です。
古くなった照明器具

ランプシェードも破れてしまっており、灯具自体がガタガタしています。ランプはE26(直径が26mm)であり、昔ながらの一般的な白熱球の口金です。最近はE17なども使われています。口金に関しては、最終的に使うランプを選ぶ段階で大切ですが今回の改良に関しては大きな問題にはなりません。

この灯具は簡単にばらすことが可能で、左のようになります。ランプシェードの部分は、紙が破れていましたので紙の部分は捨ててしまいます。ただ、上下に付属していたリング状の金具に紙が接着剤で貼りつけられているので、この紙を外すため一晩水につけておいてください。
部品の洗浄、ネジの締め直し
リング部分の和紙をきれいに外すために、一晩お水に漬けて更に粘着物を剝がすために洗剤で洗浄したのがこちらになります。このリングに和紙を巻くのでそれほど洗浄する必要は無いかもしれませんが、綺麗な方が気持ちいいのでとりあえずきれいにします。本体部分もかなり前の物なので、バーの締め付けが緩んでおり、更に汚れもたまっています。これをマジックリンでお風呂場で洗浄です。取り付け部分がグラグラ状態でした。
洗浄後の写真は以下となり、かなり見違えました! 裏側のネジも締め直し、各部品の洗浄も完了。これで枕元に置いても良い状態になりました。右の写真に洗浄した部品を載せましたが、上の右のリング部品と下のリング用アームのみを使うことにします。

シェードの形状もアレンジして間接照明を作っていきたいと思います。下図のうち、円筒でそのまま作るのが楽ですが、今回は円錐型を作っていきたいと思います。(上凸?下凸?)このリングの直径18cmなので、紙をこのリングに巻き付けて1mm程度の”のりしろ”で新しい紙をロール状に巻き付けるようにします。18x3.14+1-2=55.52cmとなります。なので、円弧として55cmとなるようにシェード材料として和紙を使うことにします。ここで、なぜ-2と思われるのが普通かと思いますが和紙を使うのでこの寸法設計は必要です。このシェードの高さと下の部分の径を決める必要がありますが現物合わせで綺麗に見えるところを探していきます。=>結果、高さを50cmとしました。下図の右に示しますのが、和紙の必要なサイズとなります。

シェード用の和紙選定
和紙選定の前に、現状の灯具の骨組みの確認・明るさ具合のチェック。十分な明るさだと思います。ただし、電球型蛍光灯を使っています。蛍光灯なので四方八方に光を放射出来ていることが分かります。

それでは、和紙を使って灯具からの光がどうなるのか観てみたいと思います。LED電球ではなく、ランプを使います。LEDの配光パターンと変換効率の兼ね合いから、この種の灯具においては蛍光灯タイプのランプの方が微妙に良さげな気がします。シェード材料として個人的に2種類の和紙を所有しており、それぞれ灯具にかざした際の写真は以下のようになります。

これまで、各々の1枚の和紙を使った灯具は作ったことはあります。ですので、今回はこの2種類を使って、灯具用のシェイドを作製してみたいと思います。
和紙の合わせ込み
繊維模様のモノ(上の図:左)を外側とし、穴あきタイプの和紙を内側(上の図:右)に重ね合わせることをしてみたいと思います。微妙な陰影が醸し出されます。まずは2枚の別物の和紙を合わせます。間接照明としての用途ならば2枚の和紙を合わせても暗くなる等の問題はありません。下に示すのが、重ね合わせて貼り合わせた和紙に対して、後ろから光を当てた写真をです。複雑な模様が出ていることが分かるかと思います。

その作製した紙を使ってシェードを作っていきます。
組み合わせ和紙のカッティングとフォーミング
図面通りカットしていきますと右に示すような扇形が出来ます。これを大体1cmくらい重なるようにして糊付けしてクリップで固定して暫く待ちます。

固まりましたが、やはり紙なので強度が出るはずもなく。これだけでは使えませんので内部の骨組みをリングで作っていきます。ここで、先ほどの-2cmが大切になってきます。ピンと張りを出すために、リング材料を一か所だけカットします。そうすると、ばねのように働いてくれて貼り出てきます。
完成品
結局、和紙のシェードの上下にリングを付け加えました。背景を和と洋で写真を撮りましたが、どちらとも問題ないかと思います。明日から忙しいので、取り急ぎの写真となります。 もっと良い写真は、今後最終仕上げを行った後でアップしたいと思います。

ただ、普通は捨てられる照明器具にを少しだけIdeaを入れてあげると、復活出来るということが分かって頂けましたでしょうか。。ご理解いただければ幸いです。
皆様もDIYで、照明器具を作り変えるのも如何でしょうか? 次回は、今アイデア中の照明をアーティステックに作っていきたいと思います。


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